なぜ赤ちゃんにはちみつをあげていけないの?食べてしまったときは?
2015/12/17
おいしくて甘いはちみつ!
砂糖よりもカロリーは低いのに
ビタミンやアミノ酸など
体にいい成分がいっぱい!
なのに
赤ちゃん(1才未満)には
はちみつは与えてはいけません。
なぜなのでしょうか…?
また、いつからはちみつを与えるのが安全?
万が一、はちみつを食べてしまった時の
対処法は?
なぜ、赤ちゃんにはちみつをあげてはいけないの?
体によさそうなのに
なぜはちみつを赤ちゃんに与えてはいけないのしょうか?
それは
『ボツリヌス菌』という菌が
含まれているかもしれないからです。
はちみつは基本的に加熱の処理をせず
自然そのままの食材のため
日本のはちみつの5%位に含まれてしまうとのことです。
このボツリヌス菌が
『乳児ボツリヌス症』
という病気を引き起こす場合があります。
乳児ボツリヌス症は
元気がなくなったり
首の座りが悪くなったり
便秘などの症状を引き起こします。
1才を過ぎると腸内の抵抗力が強くなり
ボツリヌス菌が入っても、体内で
全滅してくれます。
まだまだ、抵抗力の少ない
1歳未満のお子さまが気をつけなければ
なりません。
赤ちゃんにはちみつはいつから与えていいの?
上記で述べたように
1才を過ぎると抵抗力もつき
ボツリヌス菌を全滅できるようになります。
なので1才以上になれば大丈夫です。
いっぺんにたくさん与えず
少しずつから始めましょう。
1才くらいになると様々な
食べ物を食べられるようになりますね。
意外な商品にはちみつが
まぎれている可能性がありますから
良く注意しましょう。
例えば
はちみつ入りヨーグルトとか
はちみつ入りドーナツとか
はちみつ入りパンとか…
市販のものを
食べる時は
裏側の材料を確認しましょう。
赤ちゃんがはちみつを食べてしまった!対処法は?
『赤ちゃんがあやまって
はちみつを食べてしまった!!!』
となるとあせりますよね…
でもあせらなくても大丈夫。
まず日本の製品のボツリヌス菌の
入ってる割合は5%
ボツリヌス菌を万が一食べてしまった時の
1才未満のあかちゃんの致死率は1%~2%
ですので0,05%~0,1%の致死率となります。
ですが具合が悪くなって
しまう可能性はあります。
はちみつを食べさせたと分かった時は
まずはおさゆやミルクを飲ませてあげましょう。
その後、1ヶ月間はよく様子をみます。
心配であれば小児科に相談しましょう。
まとめ
体にいいはちみつ
でも赤ちゃんは気をつけなければ
なりませんね。
とっても甘くておいしいので
誤飲などの可能性もありますね。
赤ちゃんの手の届かないところに
保管したり、
上のお子さまが食べた物を
誤って食べないよう
注意が必要です。
1才過ぎてから
おいしいはちみつライフを
楽しみましょうね~!