ハムスターが疑似冬眠しないようにするには?原因は?対処法は?
2015/10/15
寒い冬が近づいてくると…
人間でも冬眠したい…なんて思っちゃいますよね?
冬眠する動物といえば、
熊やカエルなど…
思いつきますが…
『ハムスター』も疑似冬眠するってご存知ですか?
しかも、ハムスターにとって
冬眠することは
冬を乗り越えられるかどうか
とても危険なことなのです!
ハムスターの冬眠の原因は?
ハムスターの冬眠の対処法は?
ハムスターの冬眠しない方法も考えてみました!
ハムスターの疑似冬眠とは?
まず、『疑似冬眠』ってなんぞや?
感じですよね???
疑似冬眠とは
ハムスターの体温、心拍数、呼吸数が低下。
動きは鈍くなり、眠った状態になります。
完全に動かなくなる眠ってしまう冬眠とは違います。
ゴールデンハムスターは気温10℃以下で疑似冬眠。
数日~数週間の長い期間冬眠をする可能性があります。
ジャンガリアンハムスターは気温5℃以下で日中休眠になります。
長期的な冬眠はほとんどしません。
どんな症状が出るかというと…
・動きが鈍い
・元気がない
・眠ったまま動かない
・体温が下がっている
・呼吸数が極端に少なくなる
という状態になります。
低体温になるということはつまり…
凍死寸前!!!
かなり危険な状態なのです…
ハムスターが疑似冬眠してしまう原因とは?
実はハムスターの冬眠は野生ではおきないそうです。
野生のハムスターは、動きまわることができるので、
自ら運動により熱を発生させて体温を維持することができます。
しかし、せまいゲージに入れられているハムスターは
自由に走り回れず、体力温存のため、冬眠してしまいます。
また、室温などが寒すぎることも原因のひとつです。
そして一定に保つことも重要です。
・室内を一定の気温に保つ(20~25℃)
・床材を多めに敷く
・充分な栄養補給
朝夕など気温差が大きい季節は特に要注意です!
常に温度計を使って温度を一定に保つようにしましょう!
ハムスターが冬眠しないようにするには?
ハムスターが冬眠しないようにするのに一番大切なこと
まずは上記で述べたように室温ですね!
・ゲージの置き場
窓の近くや、廊下など気温の変化が激しいところに置かない。
少し高めの位置に置いた方が温度は暖かくなります。
ゲージの下にアルミマットなど置くといいかもしれません。
・エアコン、パネルヒーターを使う
一定の温度を保つためには
これらの家電を使うことがとても有効です。
エアコンは風が直接あたらないようにし、
パネルヒーターは暑すぎてしもうこともあるので、逃げ場も作りましょう。
・ゲージではなく、水槽、衣装ケースを使う
ゲージは夏場はいいのですが冬だと風通しが良すぎます。
水槽や衣装ケースの方が、保温性が高いです。
個人的には、水槽が見やすくておすすめです。
できれば、プラスチック性の方が、ガラスが割れる危険性もなく、
通気口のある蓋がついてますので、便利ですよ!
・床材を多く敷く
紙製(ティッシュ)やウッドチップなどがおススメ。
・ハムスターに運動させる
運動することにより、野生の感を呼び戻し、
自分で熱を作ることがでくるようになります。
回し車などを使って、定期的に運動させましょう。
※それでも…
疑似冬眠してしまうこともありますよね…
そんな時に一番大切なのは、自分で判断せず、
かかりつけの病院に電話で聞いてみることです。
弱ったハムスターを病院に連れて行っている間に
死んでしまう場合もあります。
なので、電話で確認するほうがいいでしょう。
いつでも相談できるよう
かかりつけの病院を作っておくといいですね!
まとめ
かわいいペットの危険!
とても不安ですよね!
でも備えあれば憂いなし!
もしもの時に備えておけば
慌てず対処出来ますね!
ハムスターの冬眠も備えておけば怖くない!
かわいいハムスター、大切に育ててあげてくださいね。